「自分が別の妖怪になるなら何がいいか?」 畳烏編


皆様 こんにちは、こんばんは。

畳烏ことユイスです。

今回のテーマは「自分が別の妖怪になるならなにがいいか?」です。

百鬼夜行内でなりたい妖怪なら祟勿怪や夜刀神の様なイケメン枠になってみたいと言いたい所ですが。

あくまで彼らが格好いいので有って自分がその妖怪になったとしてもイケメンになれる気がしません。

なので今回はそっちの話は無しです。


結論を言いますと別の妖怪になるなら

「妖怪畳叩き」

です。


・・・また畳かよ!?と思った方。

むしろこっちが先ですからね?

畳叩きとは端的に言うと日本版ラップ音です。


”夜中に東から畳を叩くような「バタバタ、パタパタ」と言った音が西に去って行く

もしくは大きなうちわを激しく仰ぐようなバタバタという怪音が町中で聞こえた

冬の夜に屋根の上や庭で、あたかも畳を杖で叩くようにバタバタと音がしたことから、バタバタ、もしくはパタパタとも呼ばれた”


そんな怪異、妖怪です。

そしてこの妖怪?怪異?「パタパタ」、以前お邪魔させていただいたジャパンフェスタin ADACHIの妖怪達の絵に有りました。

まさか有ると思ってなかったので驚きました(笑)


畳叩きに最初にたどり着いて、最初に思った事は「顕現の仕方が想像出来ない」でした。

ヒヨコさんが作った畳ペストマスクから妖怪を作ろうとしていた自分としてはどうしても妖怪畳叩きを作る事が出来ませんでした。

そこから色々と試行錯誤を続けまして、後方支援を行う薬師で畳の付喪神で作ってみようと始めて、

皆様が御存じの知的で冷徹な畳烏が誕生しました。


それから2年程経ち、初めは後方支援だった畳烏が今では最前線で爪を振り回しています。

今なら徒手空拳や杖術で相手を叩いて音を出す妖怪畳叩きが出来るかもしれない。

たまにそんな事を考えてしまいます。

以上。

ユイスでした。

ありがとうございました。


百鬼夜行

日本古来より伝わる伝承、概念である『妖怪』をテーマに、 伝統文化である『舞踊』『殺陣』などの技術を軸に 物語のあるパフォーマンスを創作展開する集団である。