うさひょ語 真鍮哀歌・独奏編&協奏編

火男童子・玉兎『みなさま こんにちはーーー!!!』

玉兎「ひょっとこちゃん!8月の殺陣祭に百鬼夜行も参戦することになったね!」

火男童子「そうだね!3月では独奏、5月では協奏。8月の殺陣祭では変奏をやっていくよ!」

玉兎「なので、変奏に向けて今までの物語の振り返りをしていくよ!」

火男童子・玉兎『いぇ~い!!!🎉』


【独奏編】

火男童子「独奏編では野衾率いる八尋(やひろ)が異形(いぎょう)を捕まえて連れてきたところから始まったね。」

玉兎「八尋って黒くてひらひらしてるひとたちのことだよね?」

火男童子「その通り!彼らは対異形用の部隊で個々に妖怪の遺伝子が組み込まれたクローンみたいな存在で、野衾は彼等の隊長さんなんだよ。」

玉兎「なんかすごいね・・・!?」

火男童子「あと玉兎ちゃんが言ってた黒くてひらひらしてるのは”衣蛸(ころもだこ)”って言う装着型妖怪で便利機能がいっぱいあるんだって!」

玉兎「ころもだこ・・・たこ・・・。たこ焼き食べたくなってきた。」

火男童子「たこ焼き美味しいよねー!っじゃなくて!衣蛸は食べ物じゃないからね!?」

玉兎「ところで八尋が捕まえた”異形”ってなあに?」

火男童子「もともとは精霊みたいな存在らしいんだけど海の底にいる何かの力に当てられて変質したんだって。」

玉兎「へぇ〜、異形さんもすごいな〜」

火男童子「ちなみに衣蛸は国の機関で、敵もいるみたい。独奏で出てきた狗鳳凰と埴守がその例だね。」

「国の機関となると大変なんだね...。」

火男童子「狗鳳凰と埴守が襲撃する中、八尋隊の一人である”芙蓉”が異形を連れ去ってしまうんだ。」

玉兎「異形さん連れてかれちゃったの!?この後どうなっちゃうの!?」

火男童子「八尋から逃げ出した芙蓉と異形は一緒に過ごしていくうちに仲良くなったんだよ」

玉兎「仲良くなったんだ!?なんだか微笑ましいね〜」

火男童子「だけど結局八尋に見つかって、追い詰められちゃうんだよね。」

玉兎「ドキドキする展開になってきたね・・・!」

火男童子「あと芙蓉は襲撃してきた狗鳳凰と埴守の仲間だったんだよ。」

玉兎「衝撃的すぎる!」

火男童子「八尋と芙蓉を始めとする襲撃者たちとの戦いの中、異形が芙蓉を助けようのだけど・・・。」

玉兎「え、なになに!?」

火男童子「異形は槍で刺されちゃったんだ・・・。」

玉兎「え!?異形さん大丈夫!?」

火男童子「実は、大丈夫じゃなかったんだよね。ところで玉兎ちゃんはあの槍が何かわかる?」

玉兎「特別な槍か何かなの?」

火男童子「八尋の大将だけが持てる秘密兵器で、妖力を吸い取ったり注入したりできる注射器みたいな武器だと思う。槍は芙蓉が持ち逃げしちゃったから詳しくは野衾しかわからないけどね・・・。」

玉兎「ん“ー、油断ならないなぁ・・・。」

火男童子「異形はそのままだと力が暴走して大爆発を起こしてしまうから、槍に力を吸われたことで暴走がおさまったんだ。こうして槍毛長になったんだね。」

玉兎「異形さんは槍毛長さんだったのか!確かに綺麗だな〜!でも槍毛長さんこの先大丈夫かな?」

火男童子「野衾が面倒見るから大丈夫だよ!」

玉兎「そっか!それなら安心だね!」


【協奏編】

火男童子「ここからは協奏の話をするよ!」

玉兎「協奏って独奏の後のお話だよね?」

火男童子「その通り!ちなみに独奏での出来事は国の機関によって災害ってことにされてて、

月日が経った協奏ではその災害からの復興記念として祭典が行われるようになったよ。」

玉兎「災害ってことにされたのが気になるけど、祭典があるのはいいよね!楽しそう!」

火男童子「その祭典の中で御前試合(ごぜんじあい)というものをやるんだって!」

玉兎「御前試合・・・?」

火男童子「誰が一番強いかを決める闘いのことだよ!百鬼夜行の妖怪たちも参加するんだって。」

玉兎「なるほど!最後に勝つのは誰なんだろう?みんな頑張れ〜!」

火男童子「ちなみに協奏での槍毛長は軍の機関で働いてるって。」

玉兎「ほんとだ!槍毛長さんいる!あ、嫦娥様も一緒だ!」

 火男童子「二人は仲良しらしいよ!

で、御前試合では色々あってついに決勝戦・・・!

かと思いきや衣蛸たちが選手たちに注射してどこかへ連れていっちゃったよ。」

玉兎「注射・・・?なんで?」

火男童子「噂では妖怪の血を集めてるんだって。」

玉兎「一体何が目的なんだろう・・・?」

火男童子「でも選手たちでどうにか衣蛸たちを追い払って、なんとか決勝戦ができて影鰐が勝ったよ!」

玉兎「衣蛸たちが気になるけど・・・。影鰐さん優勝おめでとう!!」

火男童子「そして無事に閉会式!みんなで踊って盛り上がったよね!」

玉兎「色々あったけど楽しかったな〜!」

火男童子「みんなで踊った閉会式の後は優勝した影鰐だけ衣蛸に呼ばれたみたい。」

玉兎「そういえば、あれから影鰐さんの姿が見えないね・・・?」

火男童子「そうなんだよ・・・。野衾もあれからすっごく険しい顔をしてて、心配だなぁ…」

玉兎「これからどうなっちゃうんだろう?」


火男童子「その続きが8月の殺陣祭だよ!
玉兎「そっか!
それが”百鬼夜行 真鍮哀歌・変奏”だね!
火男童子「萬劇場にて8月10日(木)16:30と12日(土)19:30でやるよ!

火男童子・玉兎みんな、観に来てねー!!

殺陣祭のチケットはこちら


火男童子「真鍮哀歌のこれまでの物語はこちらから!」

玉兎「変奏編がもっと楽しめちゃうかも!」

独奏編ダイジェスト:https://youtu.be/EF3pTbU_31Y

独奏編DVD販売サイト:https://hyakkiyako.shopselect.net/items/74915925

協奏編:https://youtu.be/HD-c08uE8pw

百鬼夜行

日本古来より伝わる伝承、概念である『妖怪』をテーマに、 伝統文化である『舞踊』『殺陣』などの技術を軸に 物語のあるパフォーマンスを創作展開する集団である。