キャラクターの考え方

百鬼夜行 元締でございます。


今回は、皆様が疑問に思っているキャラクターの作り方について少しお話しできたら良いなと思い、筆を取らせていただきます。


百鬼夜行の妖怪たちは、基本的に各個人で装束を用意しているのですが、そもそものキャラクターデザインが難しく浮かばないという人たちもちらほらいます。


そういう時に、私がアドバイスをしているのですが

心がけていることは

・イメージしやすいこと

・本人の趣味嗜好から離れすぎない

・連想ゲームをすること


が共通していることかもしれません。


例えば、狐の妖怪は選択肢が多くイメージはしやすいのですが

種類が多すぎてどの狐がいいのかというところまで考えていかないと結果的に個性が消えてしまう可能性はあります。

史実にまつわる妖怪の場合、イメージはしやすいのですが、イメージに引っ張られすぎて想像を膨らませられないことも出てきてしまうので、そんな時は連想ゲームをしていけたらと思います。

また、自分自身が好きなものは考えるのも楽しくてあれしたいこれしたいがすぐに浮かんでくると思うのですが、嫌いなものや考えたくないものだと思考停止しやすくなってしまうので史実にあるからとイメージを残し続ける必要もないかもしれません。

大事なことは、

自分に寄り添ったキャラクターで

魔法や超常現象にはなるべく頼らず

現実に落とし込めるように心がけていくと

具現化しやすいのかなと思います。


今後は、あなたのための妖怪デザインをできるようなサービスなども進めていけたら良いと思っておりますので、お気軽にお問い合わせいただけたらと思います。


簡単ではありますが、今回はこれくらいで。


百鬼夜行 元締



百鬼夜行

日本古来より伝わる伝承、概念である『妖怪』をテーマに、 伝統文化である『舞踊』『殺陣』などの技術を軸に 物語のあるパフォーマンスを創作展開する集団である。